真冬の体育館

池袋小でのエイジアスのワークショップ。今日は6年生。6年生ってかなり大人だよなきっと、と思っていたが、もちろん話を聞くときの集中力とか大人なんだけど、やりだしたら楽しそうだし、思い切りも割とよくて、大人の良さも子どもの良さも同時に持ってる素敵な年齢だなと思う。2クラスあったんだけど、クラスのカラーが全然違っていて、そんなクラスのカラーに合わせて、自分にもっともっといろんな引き出しが欲しいなと思った。
今日のワークショップするにあたり、実はかなり緊張してたんです。いったん考えた内容を昨日また延々考え直したりして。前日に雪が降って真冬の体育館で90分、というのもあったし、それと、昨年末に中高生としたワークショップのことがずっと引っかかってたからなんです。その3日間のことをブログにも書かずじまいだったのは、なんだか全然心残りだったからなんですね自分では。終わってからスタッフで反省会した時も、なんでこんなに心残りなのかまだ釈然としてなくて。みんなの持ってるものを見つけ出せなかった、とか、私が思ってきたダンスの面白さを伝えられなかった、とか、いやそんなんじゃなく、自分が思ってきたダンスはそもそも面白いのか、とか、ぐずぐず後悔してました。うまくいったかな、何か「通じたかな」と思うときと、そうではない時があって、どうしたらそうなってどうするとそうならないかが、これまで何度もいろいろなところでワークショップさせてもらってきたのに、わかってなかったんじゃないかって愕然としたんだ。だから、考えた。うんうん考えた。自分は何を面白いと思っていて、なんでダンスのワークショップしているんだろうって、考えた。まだ会ったこともない6年生たちのこと考えた。それで今日があった。自分の弱いところを、見ないといかんのです。それってできないですなかなか。やってるようで、やってるふりしてるだけで、やってなかったです。
今日ワークショップする機会をもらってて、ホント良かったと思った。堤さんにも池袋小の先生にも6年生の皆さんにもアシスタントしてくれた加奈ちゃん綾田くんにも、たくさん与えてもらってるんだなあと思った。いや何も解決してないし、するようなものでもないんだろうけど。まだ続く。だからうんうん考えます。